妊娠中のインフルエンザの予防接種は推奨されている
日本感染症学会によると、妊婦はインフルエンザに罹患した場合に合併症のリスクが高いためワクチン接種が推奨されています。
インフルエンザの予防接種で心配な防腐剤(チメロサール)の影響
通常のインフルエンザワクチンには、防腐剤としてエチル水銀(チメロサール)が入っています。
短期的なリスクとしてアレルギー反応がでることが指摘されています。
長期的なリスクについてはわかっていないことが多いです。
しかし、水銀は体に蓄積するたため、アレルギーのある方や妊娠中の方は、できればチメロサールフリーのワクチンが推奨されています。
私が今回妊娠中に接種したのもチメロサールフリーのワクチンでした。
かかりつけの産婦人科で接種することができました。
前回の妊娠の時もかかりつけでインフルエンザワクチンを接種したのですが、その年はワクチン不足でチメロサールフリーのものが入荷されなかったため、通常のインフルエンザワクチンを接種しました。
副反応は接種部位の痛みのみでした。
その時は熱などの副反応はありませんでした。
接種前にかかりつけの産婦人科医にご相談してみてください。
インフルエンザの予防接種についてー時期・料金・持続期間などー
接種回数 1回
料金 4,000円ほど(自治体や会社から補助金がでることがあります)
抗体ができるまで 2週間程度
持続期間 4ヶ月ほど
有効率 60%
有効率の計算方法など具体的なことは、厚労省のサイトがわかりやすいです。
妊娠中に接種したインフルエンザの予防接種の副反応
接種後30分程度院内か病院の近くで体調に変化がないか様子をみるように言われました。
特に何もありませんでしたが、以下のような副反応がでました。
- 当日の夜から接種部位の痛み(触ると痛い)
- 翌日に微熱と頭痛
どれもすぐにおさまりました。
コロナのワクチン接種をした時のように、痛くて腕があげられないということはありませんでした。
副反応については、上記の厚労省のサイトに詳しく書かれています。
最長28日後に副反応がでたケースもあるようなので、引き続き体調の変化に注意したいと思います。
コロナのワクチン接種をした時のように、痛くて腕があげられないということはありませんでした。
私が妊娠中にインフルエンザの予防接種を受けた理由
- 出産の時期が流行期と重なりそうだから
- 入院中、産後に体力が低下している時にかかる心配
- 重症化しないため
- 長女や新生児にうつさないため
妊娠中にインフルエンザの予防接種を受ける際の注意点
コロナワクチンとの接種間隔に注意
現在、日本ではコロナワクチンとその他のワクチンの同時接種は不可です。
さらに、前後2週間の間隔が必要とされています。
コロナのワクチンを受ける予定の方はご注意ください。
補助金制度が使えるかも!領収証を保管しておこう
インフルエンザのワクチンは自治体や会社の福利厚生で補助がでるかもしれません。
申請方法や、領収証は原本が必要なのかを事前に確認しておきましょう。
自治体と会社の両方で補助が受けられる場合、どちらも申請に領収証の原本は必要とされている場合があります。
どちらかにコピーでもいいか問い合わせしてみましょう。
妊娠中に新型コロナウイルスのワクチン接種をしたお話はこちら