2歳4ヶ月で始まった子どもの吃音に関して今までに記事を投稿してます。
2歳で初めて吃音が始まったときはこちら↓
3歳の時に発達検査を受けた時のことはこちら↓
今回は、4歳(年中)になった娘の近況についてお話したいと思います。
吃音症の4歳の子供の最近のようすー吃音が減ったー
4歳になってすぐの頃からどもりは以前より減りました。
日によってどもりが多い日とそうでない日があって、徐々にどもりが少ない日が増えていきました。
そして、どもり方にも変化がありました。
以前は、「おおおおかあさん」「おーーーーかあさん」と最初の音をのばしたり繰り返したりと、わかりやすくどもっていましたが、最近はあまりなくなってきました。
最初の音を繰り返したりする代わりに、「あの、あの、えっと、あの…」と言うようになりました。
「話し言葉がなめらかに出ない」という吃音の定義から言うと、これも吃音の一種なのかな?と考えています。
吃音があったことを知らない人が娘と話しても吃音症だと気付かないのではないか?と思います。
昨年の秋に発達検査をして以来、市の相談員さんとの面談はしていないので、現状を専門家に見てもらってはいないのですが、特に今まで以上に困った様子もないので様子を見ています。
4歳の吃音症の子供の様子ー吃音以外のことー
私の子供は幼稚園に通っているのですが、この春から年中さんになりました。
わりと人見知りをする方なので、新しいお友達、担任の先生と1日過ごすのは大変なようです。
園では、なかなか教室に入ろうとしなかったり、ぼーっとして動かなかったり、よばれてもお返事しなかったりすることがよくあるようです。
家では、機嫌が悪かったり、赤ちゃん返りしたり、夜泣きしたり、あまり外に出たがらならなかったりします。
4月中に「休みたい」と言ったので、休ませました。
園ですごしているはずの時間にテレビは見ないという約束で。
仕事の調整は大変で、「明日も行かない」と言うのではないか?とヒヤヒヤしましたが、「テレビ見られないなら園ですごした方が楽しい」と感じたようでそれ以来行き渋りはしていません(今のところ)。
先生には、娘が環境に慣れるまで時間がかかることと気にかけていただいていることへの感謝をお伝えしました。
「娘を気にかけてくださーい!」というためではなく、ある程度子供の性質をわかってもらっていた方が先生も接しやすいのではないかというスタンスでお伝えしました。
4歳の吃音症の子供ー周りの反応ー
子供の吃音が始まった時、一番心配だったのは、「周りの子にからかわれて話すことが怖くなってしまうのでは?」ということでした。
吃音症の子供のまわりにいる子供たち(クラスメート)は、5歳頃まではほとんどがどもりに気付かないということがわかっています。
たしかに、娘が話し方について何か言われたをいうことは今まで聞いたことがありません。
あるとしたら今年か、来年なのかなと思っています。
自分の子をみていても思いますが、本当に年少の1年で成長したなと思います。
語彙がふえて細かく状況を説明してくることがあります。
周りの子供たちも成長して遊びの幅が広がるなど楽しいこともありますが、遊びの延長でからかいなどがでてくる時期なのかな?とも考えています。
以前、ご紹介した菊池良和先生の『子どもの吃音ママ応援ブック』に、からかわれた時は、その子に対して説明し、親や先生など周りの大人たちにもわが子は吃音であることを伝える。吃音がでた時の対応について理解をうながすことが大事と書かれています。
子供の成長とともに起こりうる問題に対してそれぞれわかりやすい解決法をマンガをまじえて解説して下さっているので、とてもわかりやすく長く手元に置きたい本だなと改めて感じています。
詳しくはこちらでご紹介してますので気になった方はぜひ読んでみてください^^