ミセスチキンハートの子連れ旅行ブログ

ビビりなママの子連れ旅行ブログ

当ブログではアフィリエイト広告を利用しています

留学は意味ない!と言われるけどやっぱり留学して良かったと思う理由

 


「留学なんて、お金がかかるだけで意味がない」と言う話がちょくちょく出てきます。

語学力だけで言うと、確かにうなずける面もあります。

今回は私が留学で得たことについてお話をしたいと思います。

 

留学をしてよかったこと・メリット

1.肝が据わった

私は留学をして本当に良かったと思っています。

なぜなら、肝が据わったからです。

私は、留学後、金融業界で就職しましたが、厳しい仕事でしたが、留学で培った強く柔軟なハートのおかげでなんとかやれたと思います。

 

私は、22歳の時に2度の短期留学をしています。

以前、ブログでもお話しをしたことがあるのですが カナダとマルタに行きました。

22歳の時は、2度の留学以外にもたくさん海外に行きました。

就職が決まっていたので、、親に「 働いたら返すから」とお金を借り、たくさんアルバイトをしました。

同時に、学校 の授業もたくさんとりました。

 

留学中はホームステイをしました。

現地のファミリーにお世話になっていた方が、何かと便利だろうと考えていたからです。

ちなみに、 ホームステイ先では、日本人が人気だと聞きました。

理由は、綺麗好きで礼儀正しいからだそうです。(当時、各ホームステイ先は、生徒の国籍についてNGを出すこともできました。今はどうなんだろう?)

 

現地では語学学校の プログラムに参加したのですが、いろいろな国籍の生徒がいました。年齢も様々で、10代の人もいれば、70代の人もいました。

学校サボる人、時間通りに は来ない人など様々です。

 

最初にレベル分けテストがあったのですが、そこで衝撃的だったのは、 スイス人のクラスメイトが 数日の授業の後、「私にはこのクラスは簡単すぎるから、上のクラスに行けるように交渉する」と言いクラスをあげてもらっていたことです。

 テスト の結果で決められた自分のレベルをそのまま 受け入れてしまうことが多いと思うのですが自分の英語力はもっと高いと 自信を持って主張 するクラスメイトにザ・日本人的な感覚の私は本当に驚きました。

 

私もテストや日々の授業は簡単だなと思っていたのですが、スピーキングが 思うようにいかなかったので、そのままクラスに留まりました。

 

自分で考えて行動し、交渉できる力がある彼女をとてもまぶしく感じました。

 

そんな彼女にインスパイアされて ホームステイ先を かえてもらおうと交渉 したら大失敗。

「生徒がステイ先を変更する時は、穏便に済ますことができるよう、生徒が家を離れてからホスト に伝えてくれることもある」と聞いていたので頼んでおいたのに、学校から先にホストに連絡が行き 玄関口で ホストマザーに怒鳴り付けられ、泣きながらスーツケースに荷物をつめて逃げるように家をあとにすることに。

そのままスーツケースを引きずって学校のスタッフに文句を言いに行きました。

 

その日に引っ越した先のホストマザーは50代の一人暮らし。

ご主人には早くに先立たれ、一人娘は ボーイフレンドと暮らしていると言っていました。

彼女は車で迎えに来てくれた後、そのまま海岸に連れて行ってくれました。

ことの次第を泣きながら話す私を抱きしめてくれました。

たくさん慰めてくれた後、最後に「明日、学校に行ったらマリアにお礼を言いなさい。それが大人の女性よ」と言いました。

そこで私は自分がお客様気分で幼稚な行動していたことに気づきました。

理由は何であれ、数日でもお世話になった。ホストに挨拶しなければならないのは当然のこと。それを学校のスタッフに押し付けようとしていたのです。

それが自分の思い通りにならなかったからと文句を言いに行きました。

 

彼女の言う通り、マリアに翌日お礼を言いに行ったら、とても素敵な笑顔で私も嬉しいわと返してくれました。

もしもあの時、お礼を言ってなかったら、留学の間中ずっと気まずいままだったと思います。

 

これは後に就職してからも役立ちました。

上司や先輩に叱られた 翌日、「昨日は注意してくださってありがとうございました」と言うことで、 良い人間関係を築くことができたと思います。

もちろん、納得いかないこともありましたが…笑

 

2.ストレス耐性がついた

2つ目によかったことは、ストレス耐性がついたことです。

厳密に言うと、ストレスに強くなったというより、他人の行動や態度に対していちいち腹を立てたることがなくなりました。

たとえば、時間通りに来ないとか、サービスが悪いとかです。

 

日本だと社会にでれば、たいていの人がどこに行っても良いサービスを受けることができますが(それもチップなしで)、海外だとなかなかそういう風にはいきません。

基本的に店員さんは不機嫌でやる気がありません(例外もあります)。

それを知っていると、例えば日本で不満の残るようなサービスを受けた時も、カスタマーセンターに苦情を入れたり して、時間と気力を無駄にすることがありません。

「 なんかイライラしてんねやろなぁ」

また、 腹の立つ上司にも「文化が違うわ」 と腹を立てなくてすみます。

よく関わる人の中にこういう人がいるなら、でっきるだけ関わらないのが一番です。

 

腹を立てる事はなくなっても、私は自分の不運にくよくよ落ち込むタイプでした。

しかし、勝間和代さんの本で「起きていることは全て正しい」という言葉 と出会ってから落ち込まなくなりました。

勝間さんの座右の銘でもあるというこの言葉。

どういうことかと言うと、起きてしまったことを否定したり、こうだったらいいのにと考えても仕方がない。それより、起きていることから何かを学び取り、どのように行動すれば、いまを最大活用できるか考えた方がいいということです。

 

また、 他社との考え方の違いについて、その人の人格の善し悪しと切り離して考えることができるようになりました。

意見を否定すると、自分自身が否定されたと感じるたり、自分と意見が違う人をみると性格も自分とあわない、がっかりした、と思うことはないでしょうか。

 

特にコロナ禍で浮き彫りになったと思うのですが、遠出をするか?ワクチン接種する?マスクをする?といった問題について、賛成or反対で意見が対立することで、仲の良かった友人同士が疎遠になってしまったという話をよく耳にしました。

 

 留学をすると、そもそもバックグラウンドの全く違う人たちの中に身をおいて生活することになります。

私が留学中、特にヨーロッパや南米出身の生徒に多かったのですが、授業中激しくディベートをして意見が対立すうrことが多かったです。

日本で生まれ育ち、「空気を読む」ことを大切にするように行きてきた私にはそれは衝撃的でした。

喧嘩になっちゃうんじゃないかと不安になりました。

しかし、彼、彼女たちは休み時間になれば 仲良く話していたりするのです。

 

彼らにとっては、意見・考え方を否定≠個人への否定なのです。

これは、すごく大切な考え方の習慣だと思いました。

ただ、これを日本の社会、特に友人、夫婦、恋人関係でやるには注意が必要です。

日本では意見を否定すると、自分自身が否定されたと感じる人が多いからです。

 

3.人と比べなくなった

3つ目は、人と比べなくなったことです。

留学すれば、人種や国籍が本当に様々です。

特に、地中海の真ん中に位置しているマルタには 本当に様々な国の人たちがいました。

肌の色や髪の色目の色、言語や趣味、趣向考え方も全く違う人と出会います。

太っている人も、痩せている人も年齢も様々です。

美の基準にしても考え方にしても、本当にさまざまなので比べていたらキリがありません。

日本社会で暮らす上で、自分より美しい人、能力の高い人に出会うことが多々ありますが、リスペクトをして、褒め、たとえば美容についてなら秘訣をきいたりします。

 

留学先では差別がないのかというとそうではありませんでした。

マルタで道を歩いていたら嘲笑する感じで 音楽ガンガンの車の中から「チャイニーズ!」とか言われたりしました(アジア人=チャイニーズらしい)。

こういうツイートした人が「考えすぎなんじゃない? 差別だと言う方が、差別!」なんてリプをされてたりしますが、 されたことがある人にしかわからない経験だと思います。

 

差別やルッキズムは腹立たしく悲しいし、なくなるべきですが、そこにイライラして気力を削がれるのはもったいないので、そういうこともあるんだなと思ってなるべく遭わないように避ける、祈るのみです。

「人種くらいしか誇れるものがないんだな、私はさらに上に行かせてもらいま〜す(鼻ホジ)」マインドで 皆さんは、努力して誇れるものを勝ち取りましょう。

 

留学しても英語力はあがらないのか?

内面的なことばかりお話ししていきましたが、英語力ではどうなのでしょうか。

結論から言うと、純粋に「英語力(語学力)だけあげたい!」という人には留学はコスパが悪いと思います。

 

私は3週間と1ヵ月の短期留学しかしていませんのでペラペラにはなりませんでした。

仮に、3ヶ月だったらどうだったかというと、ならなかったと思います。

1年行っていた人も何人か知っていますが、語学力だけでいうと相当ストイックにやらないと変わりません。

 

学生の頃、英語が話せる人ばかりのクラスにいたことがあり、その人たちにどうした話せるようになるのか聞いた話を総括すると、3ヶ月位でようやく「何言ってるかわかってちょっと話せるようになってきたかも」と思うそうです。

ただ、例外があって、幼少期に海外で生活したことがある人はわりとすんなり入ってきたそうです。

 

私がもし今留学するとしたら、「英語を学ぶため」ではなく「英語で学ぶため」 留学すると思います。

なぜなら、 英語が使えると、より多くの情報に早くアクセスできるようになるからです。 頃中で実感したのですが、日本語で検索するよりも、英語で検索した方がより多くの情報が得られます。

それに、語学(英語)だけ学ぶなら、オンライン英会話の普及により日本にいても安価で 法律的に英語力を上げることが可能になりました。

 

私もオンライン英会話を利用していますが、 講師に「英語圏に住んでるの?どこで習ったの?日本人なの?」と驚かれることがよくあるようになってきました。

語学力を上げるには、現地で経験することも大切ですが、やはりインプットとアウトプットを毎日繰り返すことが一番重要だと思います。

オンライン英会話を始めたのは、2016年からですが、2020年から毎日最低1レッスンは受けることを自分に課しています。

日々の練習にかなうものはないと実感しています。

あの頃は今みたいこんなに安価に良質な英会話レッスンをうけることはできませんでした。

もし、今、私が留学にいくなら、めいっぱいオンライン英会話で練習してからいきます!

 

私が2020年からほぼ毎日利用しているNative Campです。

税込6,480円でトレーニングを受けた英語に堪能な講師(ノンネイティブ)との25分レッスンが 回数制限なしで受けられます。( 予約レッスンは別途コインが必要)

初回7日間無料なので、ぜひお試しください!