2015年3月に訪れたこの旅はエアとホテルをとっただけのフリープランだったので、VELTRAでツアーを申し込んでストーンヘンジ→バース→コッツウォルズ地方のマナーハウスでアフタヌーンティーを楽しんできました。
ロンドン郊外ストーンヘンジ&バース&コッツウォルズツアーの詳細はこちら
ツアー料金が少し高めに感じますが、ロンドンの物価から考えると妥当だと感じました。
ツアー内容は、星5つつけたいくらい充実した観光でした。
ツアーは木曜日しか催行されていないのでご注意ください!
ガイドさんは日本人の方で、ロンドンでの暮らしも混じえてお話して下さったので楽しかったです。
ツアー代金に含まれる物
ツアー代金とは別に必要だったもの
集合場所
朝、9:50 国鉄のヴィクトリア駅で集合。
ヴィクトリア駅はよくオプショナルツアーの集合場所になっているようです。
早めに着いたので写真を撮ったりしながら散策をしました。
構内にはカフェや売店があるので、早めに行って朝食をとるのもよさそう。


ロンドンらしくて素敵な駅です。
お手洗いは、有料のものがプラットホーム1番の横にありました

ロンドンは有料トイレが多くて、コインを入れるとゲートが開くタイプのものが多いです。
値段は0.5ポンドくらい。
ストーンヘンジへ
集合したらマイクロバスで2時間ほど走ってストーンヘンジへ。
マイクロバスは飲食禁止なので、駅でコーヒーなどを買うなら飲みきっておく必要があります。
ストーンヘンジについたら、チケットオフィスでチケットとオーディオガイドを受け取りました。

そこから施設が運営するマイクロバスに5分ほど乗ってストーンヘンジへ。
6mほどの高さの大きな石の建造物が4千年以上前に建てられたなんて…。
薄暗い雲が広がる空模様と相まってとても神秘的。
なんだか古代にタイムスリップしたような感覚でした。
ただ、残念ながら夏至の日は一般公開されていないそうです。
実際に見てみたいものです。
誰が何の目的で作ったのは解明されていないそうなのですが、周りから人骨が発見されていることから、病院か祭壇だったのではという説があるそうです。
途中、雨も降りました
ロンドンもそうなのですが、ふいに雨が降ることが多いので、折り畳み傘は必携です。
あまりに寒くて、出かけるときに手袋がみつからず、とりあえず持ってきた軍手してました←おい、世界屈指のお洒落シティーやぞ


バース観光
バースってどんなところ?
バースは英語でお風呂を意味する”bath”の語源にもなったと言われている街です。
1世紀頃、ローマ帝国の保養所として栄えた街です。
今でも当時の浴場施設の遺跡が残っており、街自体が世界遺産に登録されています。
ガイドさんからいただいた地図をもとに、1時間半ほど自由行動をさせてもらいました。

入場料は£20。
「え、1時間もいられないのに3200円!?」とこの期に及んでぼやく庶民の私。
日本語のイヤホンガイドは無料で貸してくれます。
ちなみに、入り口入ってすぐ右手側にあるお手洗いは、入場しない人も自由に使って良いそうです。
バスが出発する前のトイレはこちらで済ませておくといいかと思います。
ローマンバスミュージアム
エントランスから中に入ると、外に出ます。
圧巻です!

よく見ると、格子がユニオンジャックの形!


驚くことに、いまだに温泉が湧いているそう。

温泉には入ることはできませんでしたが、なんと、試飲ができました!

味は、まろやかでした。
ミュージアムを後にして街の散策へ行きました。
バース市街を散策
ローマンバスミュージアムの余韻に浸りながら、今度はバース市街を散策。
ローマンバスミュージアムを出た時点で残り40分程しかなかったので駆け足で。
ちなみに、ローマンバスミュージアムの入り口を入ってすぐ右の奥にお手洗いがあるのですが、
そこは入場券を持っていなくても使ってOK。
中心部にある大聖堂。
自由時間の前にガイドさんが地図をくれました。
思ったよりもどころが多そう、そして広い。
市街の中心部から少し離れたところにあるロイヤルクレッセントには、後ほどバスで行ってくれたので行かなくてよかったです。
こちらはなんと1680年創業のベーカリーです。
日本だと江戸時代ですね。

ベーカリーと言ってもパン屋さんというよりこじんまりした喫茶店という感じでした。
狭い店内の中には人がいっぱい!!
…ということで泣く泣く記念写真のみ。
お店の壁の上の方は、創業当時のものだそうです。
330年以上前の壁だそう。
日本も古代の木造建築物が残っていますが、ヨーロッパの建築物も古いですね。
古いものを大切に生かしながら新しいものに変えて共存していくところ。
古い物と新しいものが織りなすなんともいえない雰囲気がすきです。
中に入りたかったですがこれまた時間がなくて泣く泣くお写真のみ。
写真右手前の建物のカフェがとっても雰囲気があってすごくお洒落だったので入りたかったです。
ファッジって、ハリーポッターの世界!
店内には、自家製のファッジ、チョコレートなどが並んでいました。
大聖堂の横の広場のベンチでテイクアウトしたホットチョコレートを。
超低空飛行で向かってくる鳩がいっぱいいること以外は完璧。
ポストもお洒落。

ROYAL MAILって。英国らしい。

バースの世界遺産ロイヤルクレッセント&ザ・サーカス
バース市街で自由時間を過ごしたあと、
バスに集合してロイヤルクレセントと、ザ サーカスを観に行きました。
どちらもジョンウッドという建築家が18世紀に設計した建物で、「バース市街」の一部として世界遺産に登録されています。
こちらがロイヤルクレッセント。
整然と並んだ窓と、華美ではないけど繊細な壁の装飾。
三日月型の建物でアーチが本当に美しいです。

10分ほど下車観光をしました。
こちらがザ・サーカス。
こちらも計算し尽くされた三日月型の建物。

こちらは車内観光となりました。
「サーカス」と聞くと、空中ブランコや大道芸を思い浮かべますが、もともとの意味は、
「通りの合流点における円形の空き地」の意味)。
だそう。
この時点で時刻は、14時前でした。
歩き疲れてお腹がペコペコ。
コッツウォルズ観光
バースからバスで約20分ほど走りコッツウォルズに行きました。
途中、ものすごく狭い道がありました。
大型バスで行くと小型バスに乗り換えないといけないそう。
この日は小型だったので乗り換えいらずでした。
かつては羊毛の交易で栄えた街で、コッツウォルズという名前は『羊小屋のある丘』という意味があるのだそう。
黄色っぽい石灰岩で造られた建物が作る景観が有名です。
この石灰岩も町によって色が違うのだとか。
昔観た16世紀を舞台にした映画や、教科書で見てから行ってみたかっあところなので感激しました。
南コッツウォルド カッスルクームに到着
この日行ったのは、カッスルクームという南コッツウォルド地方の町。
アフタヌーンティー
建物に蔓延る蔦がこれまたいい風合いを出しています。

整えられた草もまたイングランドっぽい。

まるで絵本の中に入った気分です。
テーブルに着いたら、お茶をオーダー。
ここはやっぱり定番アールグレイにしました。
この時点で2時すぎ。
もう腹ペコです。
1つのセットで2人分です。
量が多くて食べきれない人には持ち帰り用に箱をくれました。
カッスルクーム散策





ロンドンへ向かうも大渋滞
そして、ロンドンへ向かって出発。
解散はピカデリーサーカスですが、かなり渋滞していて、ホテルから近いアールズコート駅でも下車可能とのことだったので、私たちだけ降ろしてもらいました。
アールズコートについたのが夜の7時くらいでした。
おすすめ度満点のロンドン郊外観光ツアー
ストーンヘンジ、バース、カッスルクームと一日盛り沢山。
大満足のツアーでした。
欲を言えば、バースでばたばたしたので一泊してもよかったかなというところ。
また夏にでも行きたいです。
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