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よいサービスにお礼を言うことが世界を救うかもしれない

よいサービスには一手間かけてお礼を言おう

私は、よいサービスや商品に出会ったら企業やお店のお問い合わせからお礼を言うようにしています。

もちろん、その場で相手に感謝を伝えることもします。

それ以上に、もっと当事者に届くようにしたいと思い、少し手間はかかりますが、あとから企業のHPや口コミ欄から伝えるようにしています。

 

きっかけは、自分が会社を退職することをおしらせした時にお褒めの言葉をたくさんいただいたことでした。

褒められたことは涙が出るほど嬉しく、感謝の気持ちでいっぱいでした。

反面、「その言葉を在職期間中に聞けてたら、心の励みになっていたのにな」と思ってしまったのです。

最後だからお世辞もあったかもしれません。

それでも「あの時こういう対応をしてくれて感激しました」とか「本当に救われました」と言われて、『私って自分が思っていたよりうまくやれてたんだな』と最後の最後に自分を褒めてあげることができました。

 

それ以降、いいサービスを受けたら、なるべく他の人にも見える形でお礼をいうようにしています。

具体的には、お店のアンケートやウェブサイトのお問い合わせ欄、個人店なら口コミに投稿するなどしてお礼を伝えます。

なぜかと言うと、本人のモチベーションや人事評価、売上につながるからです。

日本にはチップの文化がないので、評判がチップ代わりになります。

人事評価や売上があがると、その人の収入もあがります。

もしかしたら、その人の自己肯定感、自己効力感UPにつなげることもできるかもしれません。

 

仕事をしていると辛いことも多いです。

「もうやめようかな」とか思ったり、心を病んでしまって、最悪の場合自殺をしてしまうこともあります。

自分の小さな善い行い1つで、 人を喜ばせることができるかもしれません。

もしかしたら命を救うことにもつながるかもしれません。

その善行が広がって社会全体が良くなり、巡り巡って、自分の大切な人に還ってくるといいな〜と淡〜い期待も込めています。

このように自分がした善い行いがあとあとかえってくることをペイフォワードと言います。

ペイフォワードという映画もありましたね。

 

記憶に残るすばらしいサービス

とくに記憶に残ったすばらしいサービスを2つご紹介します。

1.タイのガイドさん

一つは、タイのバンコク・アユタヤに旅行にいった時の50〜60代くらいの現地ガイドさんおサービスです。

日本語がとても堪能で遺跡や歴史についての知識も豊富でした。

なにより感激したのが彼女のフレキシブルさ。

たまたま私と夫2人しかツアー客がいなかったこともあり、あらかじめ決まった旅程よりも多くの場所につれていってくれたり、ポケットマネーから屋台でご馳走してくれたりしました。

時間があまったらいくつか選択肢をだして希望に副った場所に連れていってくれました。

 

旅程と違う場所にいって事故にあったり、屋台でお腹を壊したりして責任問題になるといけないから、日本の某旅行会社的にはおそらくNGだったと思います。

しかし、このガイドさんおフレキシブルさのおかげで少しスリリングでとても楽しい旅になりました。

 

数日後、お別れの時は自分のおばあちゃんと離れるような気持ちになりとても寂しかったです。

最後にはそのガイドさんとドライバーさんに多めにチップとお手紙を渡しました。

帰国してから、旅行会社のご意見ページを通じて、ガイドさんのおかげでとても素敵な旅になったことをお伝えしました。

屋台に行ったことや、お土産店に入る前に「会社から行くように言われてるから一応来たけど、高いから何も買わなくていいよ。商品見てるフリして2階のドライマンゴーの試食だけしておいで」と言われたなんて絶対に言えないな〜…。なんて思いながら。

その会社が彼女に伝えてくれたかは分かりませんが、届いているといいなと思います。

2.ガソリンスタンド」の店員さん

もう一つは、車をこすってしまい、 塗装がはげてた部分をタッチペンで補修するために洗車に行ったガソリンスタンド60代くらいの店員さんのサービスです。

 

店員さんに手洗い洗車をお願いする際、「タッチペンで剥げた塗装を直したいので、そのあたりを念入りに洗ってほしい」旨をお伝えしました。

機械と手洗いで丁寧に洗車したあと、細かい傷を取るため研磨剤で磨いてくれました。そして、傷の状態を見て、塗り方を教えてくれました。

塗装がはげたまましばらく放置してきてしまっていたため、塗る前に錆落としが必要な状態でしたが、錆が広がるほどひどくはないこと、万が一、錆びてきても安全性に問題はない箇所だと教えてくれました。

最後に、「もしわからないことがあったら、電話でもいいので相談してください」と言ってくれました。

 

車の知識も豊富で、一番心配だった安全性についてもこちらが聞く前に教えてもらえて とてもありがたかったです。

セルフ洗車場より高くつきましたが、情報を得ることができました。

 

善い行いはとにかくやってみる

こういう話をすると、「会社に口コミされるのも嫌がる人もいるかも」と言う人もいます。

しかし、クレームをする人の方が圧倒的に多いので(少なくとも私の働いていた業界では)、バランスがとれるのではないかと思うのです。

クレームする時は相手が嫌がるかもなんて考えないですよね。

それと同じで、遠慮する必要はないのではないか、と思うのです(電話で何十分も喋り倒して時間を奪うのはだめですが…)。

それに、”善い行い”をすると心や悪い空気が浄化されていく気もするし、それが伝線して嬉しい気持ちになる人が増えるかもしれません。

ぜひ、スーパーに備え付けてあるご意見ボックスで店員さんにお礼をすることからでも始めてみてください。