新生児から長く使えるタイプのチャイルドシートを使っていた方は、3歳~4歳頃にジュニアシートへの買い替えを検討されるのではないのでしょうか?
でも、「選択肢が多すぎて一体どれにすればいいの?」と悩むものの、急に大きくなって急いで選ばないといけないという焦りはある。
私もなるべく長く使えることを基準に選び、子供は一人っ子なので新生児から4歳手前までコンビのクルムーヴ(対象年齢が0ヶ月〜4歳)を使いました。
数あるジュニアシートの中から候補にあがったもの、悩んだ末に買っマキシコシマキシコシロディフィックスのレビューをします。
安全性が最重要!ジュニアシートの買い替えの条件
- 安全性が高い
- ISOFIX
- 予算は2万~2万5千円
- ハーネスベルト(ジュニアシートについているベルト)がある
- 長時間座っても疲れない
- 長く使える
- 洗いやすい
- デザインがいいもの
ハーネスベルトは4歳くらいまでしか使えない
私が調べたところ、ほとんどのジュニアシートのハーネスベルトは、4歳頃までしか使えませんでした。
4歳からは車のシートベルトを使うようになります。
なので、ベルトのことは考えないことにしました。
ジュニアシート・マキシコシロディフィックスエアプロテクトに決めた理由
色々検討した結果、マキシコシロディフィックスエアプロテクトにしました。
- 長時間座っても疲れにくそう(クッションが厚め)
- 安全性が高い
- デザインが好き
1.長時間座っても疲れにくそう
クッションがしっかりしていて座り心地がよさそうです。
子供に聞いたら快適なようで、喜んでいました。
色は、ノマドグレイにしました。
ISOFIXでジュニアシートを装着し、車のシートベルトを肩のあたりの赤いところに通せば完成です。
シートは洗濯機で洗えます。
公園で砂まみれになることも多く、感染対策的にもなるべく洗いたいので別売りのシートカバーも買いました。
パイル地(タオル地)でとても肌触りがよいです。
座り心地が良いと子供も喜んでいました。
身長100cm弱の子が座るとこんな感じです。
この時は寝ているのですが、急な下り坂や急停止しない限り頭は安定しています。
来る尾のシートを倒すとジュニアシートの背もたれも倒れます。
ヘッドレストの高さは調整可能です。
2.デザイン性が高い
同じくらいの価格帯のジュニアシートの中でも断然デザインが良いと思ったのがマキシコシロディフィックスでした。
3.安全性が高い
チャイルドシートやジュニアシートを選ぶとき、国土交通省のチャイルドシートアセスメントを参考にされている方も多いのではないでしょうか。
チャイルドシートアセスメントとは、国土交通省と自動車事故対策機構が市販のチャイルドシート・ジュニアシートをテストし、結果を公表したものです。
国が主体の第三者機関で評価されているので信頼度が高いです。
マキシコシロディフィックスは、国土交通省のチャイルドシートアセスメントのリストにはのっていませんでした。
しかし、世界トップレベルの厳格なヨーロッパ安全基準といわれる【ECE R44/04】に適合しています。
マキシコシはヨーロッパのトップブランド
マキシコシは、先進国の子供の幸福度ランキングで1位になったこともあるオランダで生まれたチャイルドシートブランドです。
メーカーの試験ムービーをみて安全性に確信がもてました。
ISOFIXの方が安全性が高い
ISOFIXは、簡単・確実にチャイルドシート・ジュニアシートを車の座席に取り付けることができるシステムです。
ISOFIXが導入されるまではシートベルト式が主流でした。
しかし、シートベルト式ユーザーの55%以上が取り付けミスをしていて、もしもの時にチャイルドシート・ジュニアシートの効果が発揮されないようです。
たしかに、シートベルト式のものの方が安価ですが、安全性を考えるならISOFIXのジュニアシートがよさそうです。
もし、ご自身のお車がISOFIXに対応されているならぜひISOFIXのものを選ぶ方が、万が一の時に後悔がないと思います。
2012年7月以降に新車で販売された全車両がISOFIX対応車種となっています。
マキシコシのジュニアシートは3モデル
1.ロディフィックスエアプロテクト
こちらの記事で紹介したモデルです。
- 3モデルの中で一番お手頃なモデル
- 側面衝突に強い(Air Protect®️という衝撃吸収クッションが頭部に使われている)
- 15~36kgに対応
- ECE R 44/04(欧州)適合
2.モリオンアイサイズ
- 3モデルの中で真ん中の価格
- 側面衝突に強い(肩から頭部)
- 対象身長100cm~150cm
- 最新安全基準R129に対応(i-size)
3.コアプロ・アイサイズ
- 最新モデル
- 側面衝突に強い(骨盤から頭部までを保護)
- 対象身長100cm~150cm、15~36kgに対応
- 最新安全基準R129に対応(i-size)
- 世界初・ベルト周りにライトを搭載。暗闇でもお子様が自分でシートベルトの装着ができるようにサポート
私がロディフィックスエアプロテクトに決めた理由
最初に浮かんだ条件からマキシコシの3タイプに選択肢がしぼられました。
- 安全性が高い→○
- ISOFIX→○
- 予算は2万~2万5千円→○
- ハーネスベルトがある→3歳半頃はどこのメーカーもつけない
- 長時間座っても疲れない→?
- 長く使える→○
- 洗いやすい→○
- デザインがいいもの→○
最後に考えたのは予算以内におさめるか、予算オーバーを許容できるほど必要な機能があるかの見極めです。
我が家の車事情は、
- 街乗りが多い(ほとんどの道は時速30~50km/h)
- 高速にはあまりのらない(コロナ禍で遠出しなくなった)
- 買い物はネットスーパー(これもコロナ禍の影響)
- サイドエアバッグ、自動ブレーキ等搭載車
- 夜に乗ることはほとんどない
という感じなので、子供が暗闇で自分でベルト装着するためのベルト周りのライトはいらず、車にサイドエアバッグがあるので頭部クッションのみでいいということになり、マキシコシロディフィックスエアプロテクトを買いました。
使い勝手も見た目もよく、子供も気に入ってるので気に入っています。
でも、安全基準が新しいのと、数千円の違いなので、真ん中のグレードの「モリオンアイサイズでもよかったかなぁ…」というのが買ったあとの正直な感想です。